自己紹介
初めまして、三井(みつい)です。
普段は某企業のオーナー、代表取締役として活動しています。(業種はアート制作業、ハウスクリーニング業、婚活支援業。)
このブログやYouTube、メルマガ等々の各種媒体では、「毎月300万円以上の営業利益を生み出すスモールビジネスの作り方」について解説していきます。
まず初めに、なぜこのブログを立ち上げたのか、軽く経緯を話します。
一言でいうと、「とある業界に対する怒りから」です。
ある日、ブラック企業でブラック労働をしていた友人から、「最近、独立起業をした」と連絡がありました。
「ついに労働者から商売人・経営者への道を歩み出したか」と嬉しい気持ちになりましたが、詳しく話を聞いてみると、SNSに溢れる「稼ぐ方法を教えて生計を立てる商材屋」をセコセコと頑張っているらしく、唖然としてしまいました。
野球未経験者のおっさんが、プロ野球選手のなり方を熱弁しているくらい滑稽に思えたからです。
発信している内容もお粗末なもの。
「AIでショート動画を作れば稼げます!」
「AIで美女生成すれば稼げます!」
「インスタでバズるリールを作れば稼げます!」
「稼ぐ系の発信が一番稼げます。」
これを教えてなんとか生活費を稼いでいるみたい。
小手先にも程がある。
事業構築にあたり、AIやSNSというのはいち手段でしかない。
そもそも稼ぐ系って何やねん。(笑)
友人によると、「稼ぐ方法を教えて稼ぐビジネスを”稼ぐ系”」と言うようです。
(これで行けると踏んで、実際に独立に踏み切っているそのマインドは褒めたいですが…)
もちろん、商売で利益を創出する方法を発信すること自体は何も問題ないし、むしろいいと思いますが、流石に今の状態だと顧客が不幸になると思いました。
彼にはどうやら稼ぐ系の師匠がいるらしく、その師匠のXアカウントを見てみると、「月商7桁!」「月収7桁!」と、売上と利益をごちゃ混ぜにしたような発信していて、さらに唖然としてしまいました。
まず、7桁には、100万円〜999万円の振れ幅があります。
100万円と999万円には9倍以上の差があるのに、桁で表現するのはアホの所業。
そして、彼らが表す”月商”とはなんなのか。
商売人として追わなければいけないのは紛れもなく利益。
利益をアピールするのならまだわかるが、月商だけをアピールされても何の意味もない。
そして、彼らが表す”月収”とはなんなのか。
売上総利益(粗利益)なのか、営業利益なのか、税引き後純利益なのか、それとも役員報酬の額面なのか。
思うに、単月の最高売上をざっくりと”月収”と表現しているように感じる。(笑)
もちろん、「月収7桁だぜ!!」という言葉を聞いて、「わぁぁぁ〜、月に100万円も収入があるんだ〜!すげぇぇぇ!!」という粗い解像度でしか物事を捉えられない人がいるのも問題です。
ただ、顧客には罪はない。
かくいう僕も、ビジネス戦闘力がゼロで、頭がお花畑だった学生時代に「月収7桁の起業家」を見つけたら、「すげぇ」となってしまうと思います。
知識がなかったらそういう人に言葉巧みに誘導されるのは当たり前です。
だからこそ僕は「本気で勉強せねばならん。」という気持ちで学びを継続してきました。
もちろん、情報弱者を引っ掛ける言葉を巧みに使い、自分のビジネス(笑)に誘導している輩が100%悪いのは事実ですが、そもそも顧客側のリテラシーが高ければこんな問題は起こりません。
情報量が飽和しまくった現代において、商売の原則すら見失った迷える仔羊たちが大量発生しております。
僕はその風潮をぶち壊そうと目論んでいるところです。
人生を文句なしに死ぬほどオモロいものにするための手段として、「商売人・経営者・起業家」に転生するのは最適解だと思っています。
僕らは現世に生まれた以上、基本的に資本主義というゲーム構造で戦うことになります。
前提、人生をオモロくするためには、自分の金銭的リソースや時間的リソースを趣味や好きなこと、叶えたい志にどれだけ投下できたかだと思っています。
「商売人・経営者・起業家」になると、「労働者」というジョブとは比べ物にならないほどの金銭的リソース、時間的リソースを獲得することができます。
「人生を面白くする」という大目的を叶えるためには、資本主義という大枠の構造が決まっている限りは、労働者は不利です。
人生ゲームでホイホイとジョブチェンジするくらい簡単に、現実世界でも「労働者」から「商売人・経営者・起業家」に転生して、人生を謳歌している人はたくさんいます。
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